昨今のAI化によって、今一番活用が進んでいるのはWatsonを代表とする診断分野だと前述いたしましたが、今後の医療において期待されている分野はまた違ってきます。

今とても期待されている「遠隔医療」

今とても期待されている分野となるのは「遠隔医療」なのです。

さて、遠隔医療という単語を聞きますと、どうしても画像診断であったり、遠隔的に施術を指導するようなイメージがぱっと思い浮かぶかもしれませんが、実はそれだけではありません。

実際、今では離島であったり、行き来が難しい場所において、テレビ電話が活用されていたり、あるいはスマホで撮影した動画を用いての遠隔医療なども行われています。

特に在宅医療の現場においては、スマホの画像による傷や皮疹の診断なども行われているのです。

イメージ出典サイト:http://www.k-sarasara.com/enkaku-iryo.html

医療の問題に対して大きなアプローチ

医師不足や地域格差が酷くなる一方ですが、その問題に対して大きなアプローチを仕掛けることができるのが医療のAI化なのです。

在宅中の発病で受診することが難しい場合でも、自動対話プログラムを活用することによって容易にオンライン診断を行うことも可能となるでしょう。

また、結果的に医療費削減に貢献することもできると思われます。

今現在、医師国家試験自動回答プログラムが開発されていますが、既に正答率が5割を超えている状況です。

もちろん、当面はこのようなレベルであることが予想されますが、今後は分かりません。AIの新たな進化は、様々な状況において悩みを抱えている医療業界の闇とも呼べる難問を、もしかしたら解決してしまうかもしれません。