ここまで、主にAI・ロボット化におけるメリットの部分についてお話をしてきました。

今後の課題と問題点

ただ、もちろんメリットばかりがあるわけではありません。大きな問題点もあれあば、今後の課題も山積みの状況であると言えるでしょう。

そこで、今回は将来に期待する意味も込めて、それらの問題となる部分を少しクローズアップしてみようと思います。

まず、ロボット手術を行った際の問題点は何でしょうか。

一見、いいことずくめのように見えるダヴィンチを用いての施術ですが、これにはかなりの高コストがかかっています。

ここでいう高コストというのは、病院側、そして患者さんの両方にかかってきます。

まず、このロボットの購入費用が2億5000万円程度と、非常に高価です。

更に、ダヴィンチを使用するためには専用の広い手術室も必要となり、執刀医は専用の資格を取得する必要もあります。

患者さんの負担として見るならば、通常の手術と比較して200万円以上の負担がかかります。

これは保険診療の枠組みの中で行う事ができず、自由診療の範囲における治療とされてしまうからです。


AI化やロボット化に対する法整備

そう、既にお気づきかもしれませんが、昨今の医療業界におけるAI化やロボット化に対して、法整備が全く追いついていません。

今後最大の課題となるのは、法整備における部分となるでしょう。

如何に優れたものであっても、活用されなければ何の意味も持ちません。

一部の富裕層のみが活用することができる技術ばかりが進歩していくことには疑問を呈さざるを得ません。

いわゆる一般の人が気軽な気持ちで受けられる治療。そういったものが広がることを私は願います。

イメージ出典サイト:http://news.livedoor.com/article/detail/11685516/